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ねぎ
全国3位の生産額を誇るほど、盛んに栽培
日本人の食生活になじみが深い野菜の一つであるねぎは、栽培面積、収穫量ともに野菜の十指に入り、食生活になくてはならない野菜の一つです。県内の生産状況をみると、全国3位の生産額を誇るほど、盛んに栽培されています。
市内におけるねぎの生産状況(H18年産)は、作付面積33ha、収穫量650tであり、その内訳は、春に収穫されるねぎが作付面積5ha、収穫量98t、夏に収穫されるねぎが5ha、104t、秋から冬にかけて収穫されるねぎが22ha、448tとなっています(茨城県農林水産統計年報)。
ねぎは、市内で栽培される野菜の中でも、なすと並んで最も生産額の高い野菜となっています。特にJA茨城みずほねぎ部会では、全員がエコファーマーを取得し安心安全なねぎ栽培を行っています。
一部は「奥久慈ねぎ」ブランドとして京浜方面にも出荷しています。 ねぎには、白い部分を食べる「根深ねぎ」と、葉の部分を食べる「葉ねぎ」とに栽培方法で分けられ、一般に関東では根深ねぎが、関西では葉ねぎが好まれています。冬は鍋物、夏は麺類の薬味などに利用され、食欲増進や料理の彩りに使われます。
生産者の声
「奥久慈ねぎ」は、有機肥料をたっぷり使い農薬を最小限におさえて育てたねぎで、白身が長く甘みが多いのが特長です。平成8年に茨城県の広域銘柄推進産地の指定を受け、常陸太田市、常陸大宮市、大子町で栽培されています。生産者全員がエコファーマーに認定され、環境にやさしい農業に取り組み、安全安心で味の良い、品質の高いねぎを生産する努力を重ねています。
厳しい寒さを迎えるこれからの季節、奥久慈ねぎはますます美味しくなります。朝市、JA直売所、一部量販店などで購入できます。ぜひ、常陸太田市産の奥久慈ねぎを食べてください。
※この内容は広報ひたちおおた3月号(平成21年3月10日発行)に掲載されたものです。
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