延元元(1336)年、浄土宗第5祖である蓮勝上人が、佐竹氏9代義篤の保護を受けて創建した寺院。蓮勝上人は、佐竹氏4代義繁の子で、鎮西義白旗派の祖・鎌倉蓮勝寺(現在の大本山光明寺)において浄土宗第4祖の良暁上人の門下に入り、浄土宗の奥義を究めた人物です。本尊は阿弥陀如来像で、鎌倉時代の仏師・藤原定朝の作と伝えられています。境内には「太田の三夜さん」と呼ばれ親しまれている二十三夜尊があります。また、風神と雷神のレリーフが彫られた山門も迫力があり興味深いものがあります。
常陸太田地区 |
常陸太田市東三町 |
0294-72-8071(観光振興課) |