白馬寺の開基である源如庵和尚は、文和年間(1352-56)に中国河南省洛陽に渡り、仏法を学びました。帰国後、天文2(1533)に幻室伊峰禅師を招き、現在の常陸大宮市に白馬寺を創建しました。白馬寺の名の由来は、源如庵和尚が中国で修行を積んだ寺院「白馬寺」にちなんだものです。その後、文永年間(1592-96)に石塚村(現在の城里町)に移り、元禄9(1696)年、徳川光圀公の命を受けて現在の場所へと移築されました。なお、現在の本堂は、安永2(1773)年に再建されたものです。なお、本尊の木造宝冠釈迦如来坐像は市指定文化財となっています。
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