常陸太田市内にある神社の中でも指折りの豪華さと優美さを兼ね備えた市指定文化財。大中神社の創建は、807(大同2)年と伝えられていますが、この本殿が建造された時期は江戸時代中期と推定されます。総欅の入母屋唐破風造りで、幾重にも積み上げられている升組の土台や、美しい色彩が施された彫刻、屋根の曲線美などからは、熟練した宮大工の技術の高さがうかがえます。境内には数多くの杉の木が見られるが、その中にある御神木の大杉は、本殿と同じく市指定文化財で樹齢およそ400年を誇っています。
里美地区 |
常陸太田市大中町1706 |
0294-82-2345 |
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