梅津会館こと郷土資料館本館は、昭和11(1936)年に当市出身の実業家・梅津福次郎の寄付により建てられたもので、
南東角には角塔を、正面には大アーチの車寄せを備えた本格的な庁舎建築です。
主要部はタイル張りで、アーチのキーストーンには装飾が施されています。昭和53(1978)年まで市役所として利用
されたのち、同55(1980)年に郷土資料館として開館しました。
館内は、1階が常設展示室・企画展示室となっており、当市出身の画家・宇佐見太奇の屏風などの美術資料、
幡山古墳群や瑞龍古墳群から出土した考古資料、農業や漁業の器具をはじめとする民俗資料などが多数展示されています。
2階は昭和レトロの雰囲気のある空間で、各種イベントや作品展示といった多目的に利用できる貸出スペースとなっています。
また、平成7(1995)年には、梅津会館のほど近くにある郷土資料館分館が開館。趣深い蔵造りの建物の中には本館同様、
常陸太田市の歴史を伝える数々の郷土資料を見ることができます。
常陸太田地区 |
常陸太田市西二町2186 |
0294-72-3201 |
http://www.city.hitachiota.ibaraki.jp/page/dir004387.html(新しいウインドウで開きます) |
【常磐自動車道】 日立南太田ICから車で約20分 那珂ICから車で約25分 【JR水郡線】 JR常陸太田駅から車で約5分 |
9:00〜17:00(入館は閉館の30分前まで) |
月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始 |